ひらがな素材のダウンロードは 👉こちらから

『こどものことば』では、こどもの書字の段階に合わせて使える
3種類のひらがな素材を用意しています。
🌱 STEP1:見て覚える 黒文字
🌱 STEP2:手がかりたくさん 書き順カラー
🌱 STEP3:なぞり書きに慣れたら シンプルグレー

ひらがな素材は、
1文字ずつダウンロードすることができ、
大きさも、文字の組み合わせも自由です。
こどもの発達段階に合わせた大きさの調整ができ、
こどもの名前や好きな言葉でなぞり書きを作ることができます。
つまり…
こどもの「今」できること 「今」すきなこと に合わせた
オリジナルの教材づくりができるのです。

教材は、
PowerPointやGoogleスライド、Canvaなどに
ひらがな素材を貼り付けることで
簡単に作ることができます。
イラストや写真と組み合わせることもできるので
文字以外の手がかりを増やすこともできます。
ひらがな素材を活用するアイデアをまとめました

🌹こどもの力を育てるアイデア ①
直線や曲がり線、曲線などが書けるようになってきたら
「く」「へ」「し」「つ」など簡単な文字から
なぞり書きを始めてみましょう。
身近な言葉や好きな言葉で
✿ 簡単な文字はなぞる
✿ その他の文字は読んで学ぶ
と段階を分けて学習できます。
「まだ文字は読めないかな?」という段階でも、
運筆課題の延長としてなぞり書きにチャレンジしながら
ひらがなの読みも学ぶきっかけになります。

🌼こどもの力を育てるアイデア ②
こどもは、
興味を持つことで
学習意欲や吸収力がグンとアップします。
こどものリクエストを取り入れた教材なら
楽しく学ぶきっかけを作ることができます。
キャラクターに関する言葉や、お友達の名前など
既存のプリント教材にはない言葉でも
なぞり書き教材を作ることができます。

🌻こどもの力を育てるアイデア ③
なぞり書きの段階では、
こどもの巧緻性に合わせて
文字の大きさを調整することが大切です。
文字が小さすぎると、
はみだしが多くなり、
丁寧にバランスよく文字を書く意識が育ちにくくなります。
発達段階に合わせた文字の大きさが
キレイに文字を書く達成感につながるのです。
👉 運筆の発達段階と文字の大きさのポイント
はじめは、腕全体を使ってクレヨンを動かし、大きななぐり書きをする時期です。
この段階では、安定した直線を引くこともまだ難しく、
線をなぞる経験そのものが大切になります。
やがて、手首の動きで鉛筆を操作できるようになります。
線が安定してくるため、なぞり書きの最初のステップに進むこともできる時期です。
このころは、手首をぐるぐる回すような動きで書けるくらいの大きめの文字が適しています。
簡単な文字や大きめの文字から、少しずつ「かけた!」の経験を重ねていきましょう。
それから少しずつ、指の動きを使って鉛筆を細かく操作できるようになります。
この段階になると、小さな文字や画数の多い文字にも挑戦しやすくなり、
プリント教材に自分で書き込む練習も可能になってきます。
🔍 文字の大きさを決める実践的な目安
こどもの運筆の発達段階を判断するための一つの目安として、
こどもに『できるだけ小さい丸を書いてもらう』方法があります。
そのときに、手首が動いているか、指先が動いているか、観察してみましょう。
また、その丸の大きさよりも小さいひらがなを書くのは
難易度が高いと考えて良いでしょう。
文字の大きさ選びに迷ったら、活用してみてください。

🌷こどもの力を育てるアイデア ④
3種類の文字を活用することで、
こどもの習熟度に合わせたなぞり書きが設定できます。
文字を書く難易度は、それぞれの文字ごとに違います。
すべての文字それぞれに難易度を設定できることで、
自分でできることが増えていく実感が生まれやすく、
書くことに対する自信や意欲につながります。

こどもが文字を「かけた!」と感じられる経験は、
小さな自信の種になります。
文字に親しむことで
読んで理解したり、書いて伝えたり、
生活の中でできることが大きく広がっていきます。
身近な言葉を使って、
楽しみながら学べるなぞり書きの工夫。
ぜひ日々の支援や家庭の中でも取り入れてみてください。
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